2013/06/14
フィンランド便りの2回目です。
今日のヘルシンキは曇り空で雨の予報ということですが、少し明るくなってきている気もします。
ホテルの部屋から。
夜はほとんど暗くなることはなく、時差もあって早朝の3時頃には目が覚めます。
昨日は天気が良かったので朝の散歩に出ましたが、雨が降ると急に外に出るのが嫌になる・・
ネコ型ですね。
きのうは、早朝の散歩でいい場所発見しました。
テンッペリアウキオ教会です。
石のドーム状の教会みたいで、昨日の観光ルートにも入ってたのですが、早朝散歩で発見したので、ドームの裏の岩山で早朝を過ごすことができました。
右側に見えるドーム状の建物を作るのに、大きな岩山をそのまま利用しています。
教会内部も良かったですが、早朝の岩山の上は何とも言えない気持ちよさでした。
この感じはペルーのサクサワマンで受けたものに似ていました。
内部もなかなかいい感じにできていました。
岩山の上にそのままドーム状の屋根をかけた感じです。
そっと目を閉じて祈りをささげるの図・・というわけではなく、目をつぶっちゃってるだけです。
詳しくはこちらをどうぞ。
http://www.helsinginseurakunnat.fi/seurakunnat/toolo/touristinformation.html
「早起きは三文の得」 という言葉の似合わないヘルシンキの町ですが、早起きして歩いていると、素敵な場所に出会えるもので、散歩の帰りがけに、初めて見た時から気になっていた建物の写真を撮っていると、どうやら内部は教会で、自由に入ってもよさそうでした。
集成材で作られた美しいカーブの建物です。
日本風には曲げわっぱみたいなイメージです。
ちなみに左の建物が宿泊したホテルです。
ちょうど、写真を撮っていた観光客の方について行ったおかげで礼拝堂の中にも入れました。
わりと、町の中心部にあって、車や人通りの多い場所ですが、内部は木と光と静けさに包まれて、とても落ち着ける場所でした。
なかなか言葉にするのは難しいですが、お腹を満たすためにレストランが必要なように、こういった場所も、都心には必要なんだと思います。
内部は撮影禁止だったので、こちらのサイトをのぞいてみてください。
http://www.helsinginkirkot.fi/en/churches/kamppi-chapel-of-silence
やっぱり、木はいいなあ、と思いました。
そして、出来れば、自分もこういった仕事で力を発揮したいとも思いました。
というわけで、もう少し町並みとかショッピング情報も書きたいところですが、バスに乗り遅れては行けませんので、この辺で。
でも、ちょっとだけ・・
街中の景色を駆け足で・・
バス、長ッ!
フィンランドのバスはみんな長いです。
街中を長いバスがたくさん走っています。
テーブルも長い。。
このテーブル、この通りを歩いている間、ずっと続きます。(1kmはあったような)
このテーブルは港までつながってましたが、港に近いところでは、ケータリングで小さなお祝いやパーティーが開かれて楽しそうでした。
さらにログも長ッ!
古いログハウスばかりを移築したログハウスの村を訪ねました。
家自体も長いですが、築250年近くの歴史も長いですね。
というわけで、ヘルシンキの長いものシリーズでした。
最後の写真はログハウス村で見た床材です。
長く、長く使われた木材のやわらかい部分がすり減って、節の固いところだけが、何とも言えない美しさで陰影を作っていました。
締めくくりは、
歴史も長ッ!
って感じで、やっぱり木ってすごいですね。
それでは、また。