2013/08/21
今年は、とっても暑い夏ですが、夏休みはゆっくり過ごされましたでしょうか?
私はと言えば、現場がお休みになるので、家のことをやったり、OBオーナーさんのバーベキューに便乗したりの夏休みを過ごしておりました。
そんな中、今年は(も?)K様を訪ねて箱根の夏を家内と一緒に楽しんできました。

箱根神社です。
箱根にこんな神社があるなんて知らず、案内してもらわなかったら、行くこともなかったかもしれませんが、すごい神社でした。
ここはまた、ゆっくり訪ねようと思いました。
今回は、以前から行きたかった「星の王子様ミュージアム」にも行ってきました。

箱根とは言え、暑かったですが、 お庭もきれいで楽しめました。
私は、好きな本を繰り返して読むほうで、「星の王子様」も傍らに置いて、よく読んでいました。
ちょうど、同じような次期に、アン・モロウ・リンドバーグの「海からの贈り物」という本も好きで、繰り返し読んでいたのですが、
ミュージアム内の展示パネルに、アン・モロウ・リンドバーグとサン・テグジュペリが生前に出会っていたという記事がありました。
「海からの贈り物」の作者、アン・モロウ・リンドバーグは大西洋単独無着陸飛行で有名なリンドバーグの奥さんでアメリカ人、サン・テグジュペリはフランス人ですし、生きた時期も同時期だったとは知らなかったのでびっくりました。
お互いに飛行機乗りで作家、ということでの接点だったんですかね。
姉妹書のように感じながら傍らにあった本の作者に接点があったことが少し嬉しかったです。
世の中は、空の上ではつながっているのかもしれませんね。
飛行機乗りと言えば、宮崎駿監督の「風立ちぬ」も見に行ってきました。

いい作品は、繰り返してその世界に触れたくなります。
「海からの贈り物」の本の帯には
「与えるのが女の役割であるというのなら、その泉が涸れてしまわないよう、女もまた満たされなければならない。」
と書かれています。
ドキッとしますが、「風立ちぬ」を見た後で、こんな言葉に触れますと、
我々男子は、仕事に、妻に、子供にといろいろと配慮をしながら、生きてかなければ、人生が輝いてこない大変な生き物だと感じます。
「風立ちぬ」の言葉を借りるなら・・・生きねば!!
という感じです。
映画館の隣の席でグスグスと泣いている家内に、
「笑い声もでかいけど、泣き声もでかいな・・」と感じつつ、何度か繰り返して見たくなるような、素敵な映画を二人で楽しみました。
今年の夏休み、うちの奥様は、少しは満たされたのか・・・・
風は、自ら立たせて「生きねば!」なりませんね。。